新宿に日本一号店が出来てから大人気のドーナツショップ
アメリカからやってきたドーナツチェーン、クリスピー・クリーム・ドーナツは行列ができるほどの
人気です。新宿のお店が日本第1号の店舗だが、今後国内で30店舗〜50店舗の出店計画を予定し
ているといいます。
かつてのスターバックスや、ハーゲンダッツみたいに『アメリカで人気のチェーン店が日本に上陸し
て売上と市民権を獲得していく』という手法なのかも知れません。
ライバルのミスタードーナツも元はといえば、同じアメリカからの日本上陸でした。ミスタードーナ
ツはダスキンの創業社長がアメリカで食べて感動し、このドーナツを是非日本で広めたいと持ってき
た事は経済界では有名な話です。
まあ、全部が全部アメリカから持ってきた、外食チェーンが日本で成功したかというとそうでもなく、
失敗した例もたくさんあります。
さて、クリスピー・クリーム・ドーナツはミスタードーナツのように日本に根付くのでしょうか?
新宿のサザンパレスにクリスピー・クリーム・ドーナツが出来てから、連日大行列。昼間なら1時間待ち
という事も必至。 ただ、行列の間にドーナツを作る過程を見ることができるので、これは、アトラクシ
ョンの待ち時間で関連のキャラクターなど見て、ヒマを紛らわすディズニーランドの手法を取り入れたの
カも知れなし。アメリカ人はアトラクションが好きですよね。レストランと遊園地がドッキングしたよう
なものなど結構あります。でも日本でも寿司屋さんとか、マグロの解体ショーとかあるし。洋の東西を問
わず人はアトラクションが好きなのかも知れません。
その、クリスピー・クリーム・ドーナツの作業工程を見る行為はまるで、工場見学のようだ。僕は学生の
頃にいった、ウイスキー工場やワイン工場を思い出してしまいました。ドーナツがあがったりさがったり
している。 順番待ちの間に揚げたてのドーナツを配ってくれるので、甘いものが苦手な人はそれだけで
満足してしまうかも知れません。
みなさんも新宿サザンパレスのドーナツやさんで、アトラクションを楽しみながら行列に並んでみますか?
クリスピークリームドーナツは甘すぎるという人も多いみたいです。
初めて新宿に出来たときに、その行列に驚き一度は食べてみたいと思った人も、あまりの甘さに、次回は
やはりミスドに戻ったという人も。まあ、アメリカ人は元々甘いものが大好物なので、コレくらいの甘さ
は普通なのかもしれません。
クリスピークリームドーナツでは何種類かのドーナツを販売しています。私の友達一押しなのが、オリジ
ナル・グレーズド(150円)と呼ばれるドーナツ。シロップがたっぷりかかっているドーナツ。口に広げ
たとたんにシロップがとろけます。出来立てのものは、油の香りがふんわり漂ってきたが、できてから時
間を置いたものは少し味が落ち着いてきて、しっかりとした味になっています。中はやわらかくてもちも
ちしています。
元々、ドーナツというのは甘いものと行ってしまえばソレまでですが、辛党の人にはやはりクリスピーク
リームドーナツは甘すぎてしまうのかもしれません。
クリスピークリームドーナツが日本に上陸した影響なのか、最近ミスドをドーナツの新種?をたくさん出
してきました。こういった動きはドーナツ党(甘党)の人たちには歓迎する事でしょう。